この封筒は、第12回に開きます。
中に入っているのは、いまのあなたが読むための紙ではありません。12回を終えたあなたが読むと、意味の変わる紙です。だから、それまで閉じたままお預けします。中身は、最終回までお伝えしません。
開ける日は、最終回の授業の中です。講師が合図します。それまでは、封を切らずに置いておいてください。
途中で開いてしまった方へ
困ることは、何も起きません。読んだことをご自身の胸にしまって、最終回にもう一度お持ちください。誰にも報告は要りませんし、誰も責めません。
上の2つの日付は、ご自身の手でお書きください。書いた日付は、印刷された日付より、よく覚えていられます。
12週間、この封筒を置く場所を、いま決めてください。しまい込むより、目に入る場所のほうが向いています。この封筒は、開けないための封筒ではなく、最後の回まで一緒に歩くための封筒です。
ご家族や同僚の方へ
この封筒は、研修の教材です。中身に個人情報は入っていません。第12回まで開けない約束になっています。片づけの際は、捨てずに置いておいてください。
紛失や破損に気づいたときは、事務局にひとことお知らせください。同じものをお送りします。理由は聞きません。
原典(カリキュラム v4.1.1)が中身として名指ししているのは、①の白紙の招待状だけです。②以降は本キットで組み立てた案であり、印刷前に発注者の承認を得る必要があります。出典の欄に、その区別を明記しました。
| # | 入れるもの | 枚数 | 何のためのものか | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 白紙の招待状(本紙・おもて=受講者が書く面/うら=受け取った方が読む説明) | 1 | 修了者が二人目の受講候補を自分の言葉で誘うための紙。誰を誘うかは本人に任せる | 原典に明記(第12回 0:50–0:54 の台本/第1部§1/第3部§1.1 対訳表「封印封筒(招待状)」) |
| 2 | 予備の招待状(本紙と同じもの) | 1 | 書き損じたとき、または二人目が決まるまで手元に置くため | 本キットで新設(要承認) |
| 3 | 第12回の自分へ宛てた手紙(第0回に本人が書き、その場で封をして同封する。小型の封筒つき) | 1 | 12週間前の自分と、修了した自分を、本人だけが引き比べるための紙 | 本キットで新設(要承認。原典に「手紙」の記載はない。近い趣旨の仕組みとして、事前・事後で同一設問の「現在地メモ」〔様式13〕が原典にある) |
| 4 | 開封のしおり(第12回に、何をどの順で開くかを書いた1枚) | 1 | 4分の開封時間を、講師の説明なしでも受講者が自分で進められるようにするため | 本キットで新設(要承認) |
運用メモ(事務局が確定させること)
この紙は、講座から誰かに送るものではありません。12回を終えたあなたが、自分の言葉で、二人目を誘うための紙です。誰を誘うかは、あなたに任されています。
教える側に回った日から、あなた自身の理解も、もう一段深くなります。それが、この紙のもう一つの役目です。
書く前に一つ。この紙は、この講座で唯一、人の名前を書く紙です。書いた名前をAIの画面に入力することはありません。書いた紙は、あなたの手から相手の手へ、直接渡してください。
渡す相手を決めるための下書き欄です。この欄は、渡す前に切り離してください。
裏面に、この講座が何かの説明があります。相手の方は、そちらを読めば分かるようになっています。この面には、あなたの言葉だけを書いてください。
この紙をあなたに渡した人は、社内の研修「AIと作る、自分のツールボックス」講座を修了した人です。次に受ける一人を、その人自身が選ぶことになっています。選ばれたのが、あなたです。
生成AI(大量の文章を学習して、言葉で受け答えするコンピュータの仕組み)と一緒に、職場の仕事を少し楽にする「ツール」を、自分の手で作る講座です。1回60分・全12回、週1回で約3か月。すべてご自身の席から、オンライン会議の仕組みを使って参加します。
受講料は会社が負担します。受講は勤務時間の中で行い、会社と調整します。開催の有無、日程、対象となる人数は、会社と講座の事務局で決めます。
申し込む義務はありません。断っても、渡した人との関係は何も変わりません。関心を持たれた場合は、この紙を持って、下の窓口にお声かけください。
これから12週間、あなたは週に1回、1時間ずつ、AIと一緒にツールを作ります。その最後の日に、今日のあなたが書いた手紙を、あなた自身が読みます。読むのは、あなただけです。講師も事務局も読みません。
同じ日に記入していただく「現在地メモ」は、15の質問に答える紙で、最終回のあとに同じ15問をもう一度書いて自分で見比べるものです。この手紙は、そちらとは別で、決まった形がありません。今日の自分の言葉を、そのまま置いておく紙です。
| 手がかり | 書くときの目のつけどころ |
|---|---|
| いま、いちばん自信がないこと | 操作のことでも、続けられるかどうかでも構いません。正直に書くほど、最終回に読む価値が出ます |
| いちばん時間を取られている仕事の名前 | 作業の名前だけで結構です。人の名前は書きません |
| 12週間後に、できるようになっていたいこと(一つ) | 大きなことでなくて構いません。「表をAIに貼れるようになっている」で十分です |
| 12週間後の自分に、言っておきたいこと | 励ましでも、注文でも、疑いでも構いません |
書かないもの
利用者さん・ご家族・職員さんのお名前、生年月日、住所、電話、病名や障害名は、この紙にも書かないでください。誰にも読まれない紙ですが、書かない習慣そのものが、この講座で身につけていただくものの一つです。あなた自身とご家族の情報も同じです。
封の上に書く欄(小さい封筒の表に貼るか、書き写してください)
この封は、第12回に、あなた自身が切ります。それまで、封印封筒の中で待っています。