FDE養成研修 v4.1 開講キット/対象=V0a・V0b・V0c・V1・V2・V4
正本=docs/training/fde-curriculum-v4.1.md(以下「原典」。行番号は L で示す)
本書は撮影のための設計図である。ここに動画は含まれていない。撮影・編集・字幕焼き込み・書き出しは、すべて人が行う。本書を読んだだけでは、着手前チェックリスト#7「辞書動画6本(V0a〜c・V1・V2・V4)の撮影」(原典 L2402・ブロッカー度=中)は完了しない。
原典は、AIサービスの画面について次のように定めている。
製品名・画面・機能は変更されることがあります。本書の操作説明は、どのAIでも成立する操作(チャット欄に貼って送る)に限定しています。(原典 L456・§0.6 表記の統制)
つまり、画面は変わるという前提が、原典の設計そのものに組み込まれている。本台本もその前提で書いた。変わりやすい箇所は §2 に一覧してある。 撮影者は、撮る前に §2 を実機と突き合わせること。
期の途中で画面が変わり、動画の手順が通らなくなった場合の扱いも、原典に答えがある。
したがって運用は次のとおり。期の途中で画面が変わったら、動画を差し替えず、原典 L444 の代替(講師が1対1の小部屋で実演)で回す。撮り直しは期末にまとめて行い、次期から適用する。 期中に動画だけを差し替えると、講師の台本・様式・スライドと版がずれる。
ナレーションのうち、原典にそのままの形で存在する文には 【原典逐語 L◯◯】 を付けた。それ以外の文は、原典の規律(§0.3 講師の話し方ガイド・§0.6 表記の統制)に沿って台本作成者が起こしたものである。尺(分数)は原典に規定がないため、すべて台本作成者の設計値である。 撮影後に実測し、本書の余白へ記入すること(原典 §0.7 の「実測の義務」と同じ扱いにする)。
制作原則:1画面1操作1確認/冒頭に「迷子になったらこの画面に戻る」/字幕焼き込み/ライブ録画を教材動画にしない。(原典 L2377)
本台本での運用は次のとおり。
| 原則 | 本台本での具体化 |
|---|---|
| 1画面1操作1確認 | 1カット=1つの画面/1つの操作/1つの確認。カットの中で操作を2つ続けない。確認が済んでから次のカットへ切る。絵コンテの各カットに「確認」欄を設けたのはこのためである |
| 冒頭に「迷子になったらこの画面に戻る」 | 全6本の C1 を、この一言に固定した。文言は6本で揃える。戻る先の画面(アンカー画面)も、その本の中で1つだけに固定する |
| 字幕焼き込み | 動画ファイルに焼き込む(あとから消せる字幕にしない)。1行20文字以内・同時に2行まで・話し終わりから0.5秒残す。※文字数と行数は原典に規定がなく、台本作成者の指定値である |
| ライブ録画を教材動画にしない | 授業の録画を切って動画にすることを禁じる。理由は2つ。①受講者の画面・氏名・チャットの投稿が写る(原典 §10 R-3 の個人情報統制)②ライブ講評は匿名で行う設計であり、録画の流用はその匿名性を壊す(原典 L2345)。撮影は、受講者のいない専用の収録で行う |
字幕・ナレーションの両方に適用する。
原典 L456 の「画面は変更されることがある」を、撮影の実務に落としたもの。この表の項目に変更があった本は、その本だけを撮り直す(他の本まで巻き込まない設計にしてある)。
| # | 変わりやすいもの | 該当する本 | 原典の逃げ道 |
|---|---|---|---|
| 1 | ブラウザのアイコンの見た目(地球のマーク/丸い色のマーク) | V0a | 「地球のマーク(Edge)か、丸い色のマーク(Chrome)」と両方を言う(原典 L511) |
| 2 | アドレス欄の位置と見た目 | V0a | 「画面の一番上の細長い枠(アドレス欄)」と、位置で言う(原典 L512) |
| 3 | ログイン画面の構成(メールとパスワード/確認コード/会社アカウントでのログイン) | V0b(最も変わりやすい) | 原典は画面の形を定めていない。共通しているのは「会社から渡されたメールアドレスとパスワードでログインします」だけ(原典 L513)。この1文に限定して撮る |
| 4 | 「新しいチャット」ボタンの位置と名称(+の印) | V0c・V1・V2 | 「左上あたりの『新しいチャット』(+の印)」と、おおよその位置で言う(原典 L572・L956) |
| 5 | チャット欄の位置 | V0c・V1・V2・V4 | 「下の横長の枠 ── ここがチャット欄です」と、位置と形で言う(原典 L573) |
| 6 | 出力の右上の「コピー」ボタンの有無と見た目 | V2 | 原典が代替手順を持っている。「無ければ、文字をドラッグで選んで Ctrl+C」(原典 L798)。必ず両方を撮る |
| 7 | Excel の「データ」タブ→「区切り位置」の名称・位置 | V2 | 原典 L800 の手順に依存する。表計算ソフト側の更新で変わりうる |
| 8 | エラー表示の文言・色・出る位置 | V4 | 原典は「画面の赤い字(エラーの文)」としか定めていない(原典 L439)。特定の文面を再現しようとしない。「赤い字が出たら」という状況で撮る |
| 9 | 再読み込みの操作(F5キー/丸い矢印ボタン) | V0c・V4 | 原典が両方を書いている(原典 L599)。両方を映す |
| 10 | 契約するAIサービスそのもの(受講企業の契約に合わせる) | V0a・V0b | 原典 L2205「受講企業の契約サービスに合わせる」。§10-5 の未決事項を参照 |
原典 §10(リスク管理)と §0.6 から起こした。収録前に、この10項目を声に出して読んでから録画を開始する。
加えて、パスワードを打つ手元と画面は撮らない。原典は「講師はパスワードを代わりに入力しない・聞かない・控えない」と定めている(原典 L513)。V0b の撮影方法は §5.5 に別途書いた。
ブラウザを開き、案内されたアドレスを打って、AIの入り口の画面を自分で出せるようになる。
根拠は3つ。(1) 扱う操作は3つだけ ── ブラウザのアイコンをクリックする/アドレス欄をクリックする/打って Enter を押す。1画面1操作1確認で1操作あたり30〜35秒(読み上げ+静止+確認)を置くと約1分40秒。(2) 冒頭の「迷子になったらこの画面に戻る」に15秒。(3) 原典の第0回では、この操作は1対1確認の3点のうち①の前半にあたり(原典 L506・L511–512)、20分枠を定員6名(原典 L2528)で分ける設計、すなわち1人あたり約3分で3点すべてを見届ける想定である。その内訳から見て、入口部分だけで2分を超えない。撮影後に実測して更新すること。
C1|0:00–0:15|アンカー(迷子になったら戻る画面)
- 画面:無地の壁紙のデスクトップ。画面下のタスクバーだけが見えている。
- 操作:なし。マウスカーソルでタスクバーをゆっくりなぞる。
- ナレーション:「この動画は、AIの画面を出すところまでを見ます。迷子になったら、この画面に戻ってください。 画面の一番下の細長い帯 ── ここが出発点です。」
- 字幕:迷子になったら、この画面に戻る / 画面の下の帯=タスクバー
- 確認:出発点の画面を、見ている人が自分の画面で見つけられている。
C2|0:15–0:50|操作1:ブラウザを開く
- 画面:タスクバーのアイコン列を拡大表示。
- 操作:ブラウザのアイコンを1回クリックする。クリック後に1秒静止。
- ナレーション:【原典逐語 L511】「画面の下の方に、丸いアイコンが並んでいますね。地球のマークか、丸い色のマークをクリックしてください。」続けて「どちらでも、やることは同じです。」
- 字幕:地球のマーク、または丸い色のマークをクリック
- 確認:白い窓が開いた。ナレーション「窓が開きました。ここまでで1つ目です。」
C3|0:50–1:25|操作2:アドレス欄に打つ
- 画面:開いたブラウザの上部を拡大表示。アドレス欄を枠で囲む。
- 操作:アドレス欄をクリック → 案内されたアドレスを打つ → Enter。打つところは等速で見せる。
- ナレーション:【原典逐語 L512】「画面の一番上の細長い枠 ── アドレス欄をクリックして、会社から案内されたAIのアドレスを打って、Enterキーを押してください。」続けて「打つアドレスは、会社ごとに違います。手元の案内の紙のとおりに打ってください。」
- 字幕:画面の一番上の細長い枠=アドレス欄 / 打つアドレスは、会社の案内のとおりに
- 確認:アドレス欄に文字が入っている状態を1秒静止で見せてから Enter を押す。
- 撮影メモ:原典は例として claude.ai と chatgpt.com を挙げている(原典 L512)。撮影ではどちらか一方を使い、字幕で「例です」と明示する。受講企業の契約サービスが違う期には §2-10 の判断に従う。
C4|1:25–1:45|確認:AIの入り口が出た
- 画面:AIの入り口の画面(ログイン前)。アカウント情報は一切表示させない。
- 操作:なし。
- ナレーション:「AIの入り口が出ました。ログインは、次の動画で扱います。」/締めは 【原典逐語 L515】「動きましたね。今日はここまでで十分です。」
- 字幕:AIの入り口が出た / ログインは次の動画へ
- 確認:この画面が出ていれば、この動画の目的は達している。
C5|1:45–2:00|補足:窓の行き来(迷子への戻り道)
- 画面:タスクバーに Zoom の窓とブラウザの窓が並んでいる状態。
- 操作:タスクバーで Zoom → ブラウザ → Zoom と3回切り替える。
- ナレーション:【原典逐語 L520】「画面の下の帯(タスクバー)に、開いている窓が並んでいます。Zoomの窓とブラウザの窓を、ここで切り替えます。」続けて「3回やって見せます。同じ場所を、3回押すだけです。」
- 字幕:窓の切り替えはタスクバーで / 迷ったら、ここに戻る
- 確認:3往復を見せ切って終わる。
| つまずき | その場での言い方(講師・ナレーション共通) | 出典 |
|---|---|---|
| Zoomの窓とAIの窓の行き来で迷子になる | 「画面の下の帯に、開いている窓が並んでいます。Zoomの窓とブラウザの窓を、ここで切り替えます」と言い、一緒に3回練習する | 原典 L520 |
| 画面が英語で出る | 「そのまま使えます。入力は日本語で結構です」。日本語表示への切り替えは個別枠で扱う | 原典 L519 |
| アイコンがどれか分からない | 「地球のマークか、丸い色のマークです。どちらでも同じことができます」(「簡単です」とは言わない) | 原典 L511・L429 |
| 3分たっても画面が出ない | 詰まりルールへ。「チャットに『ヘルプ』と書いてください」。詳しくは V4 | 原典 L439 |
会社から渡されたIDとパスワードで、AIにログインできるようになる(できない場合の頼み先が分かる状態を含む)。
根拠。(1) 扱う操作は3つ ── ログインの入り口を押す/メールアドレスを入れる/パスワードを入れて入る。1操作35秒で約1分45秒。(2) 冒頭のアンカーに15秒。(3) ログインできなかったときの頼み先(原典 L518)に30秒を別に確保する。この30秒は削らない。原典は、ログインできない場合の対処を「パスワードの再発行は受講企業の管理者へ(講座側で操作しない)」と定めており、頼み先を知らないまま止まることが最も損失の大きい詰まり方だからである。撮影後に実測して更新すること。
C1|0:00–0:15|アンカー
- 画面:V0a の C4 と同じ、AIの入り口の画面。
- 操作:なし。
- ナレーション:「この動画は、ログインだけを見ます。迷子になったら、この画面に戻ってください。 前の動画で出した、AIの入り口の画面です。」
- 字幕:迷子になったら、この画面に戻る / AIの入り口の画面
- 確認:V0a の終わりと、この動画の始まりが、同じ画面でつながっている。
C2|0:15–0:35|前置き:画面は会社ごとに違う
- 画面:入り口の画面のまま。ログインのボタンを枠で囲む。
- 操作:なし。
- ナレーション:「先に、大事なことを1つ。ログインの画面は、会社の契約によって形が違います。 この動画と同じ絵にならないことがあります。共通しているのは1つだけ ── 会社から渡されたメールアドレスとパスワードを入れる、ここだけです。」
- 字幕:ログイン画面の形は、会社ごとに違う / 共通なのは、会社から渡されたIDとパスワード
- 確認:見ている人が「絵が違っても不安にならなくてよい」と分かっている。
- 根拠:原典 L456「製品名・画面・機能は変更されることがあります」/原典 L513「会社から渡されたメールアドレスとパスワードでログインします」。
C3|0:35–1:10|操作1:メールアドレスを入れる
- 画面:ログイン画面のメールアドレス欄を拡大表示。
- 操作:欄をクリック → 収録用のダミーのメールアドレスを打つ → 次へ。
- ナレーション:【原典逐語 L513】「ログインの画面が出たら、会社から渡されたメールアドレスとパスワードでログインします。」続けて「まず、メールアドレスの欄です。手元の案内の紙のとおりに打ってください。」
- 字幕:会社から渡されたメールアドレスを入れる
- 確認:欄に文字が入った。
- 撮影メモ:映すのは収録専用のダミーアカウントに限る。実在の受講者・講師の個人アカウントを使わない。
C4|1:10–1:40|操作2:パスワードを入れる(手元と文字は映さない)
- 画面:パスワード欄だけを拡大表示。入力欄は伏せ字(●●●)の状態のみを映す。キーボードの手元は一切映さない。
- 操作:伏せ字が増えていく様子だけを見せ、ログインのボタンを押す。
- ナレーション:「次に、パスワードの欄です。打った文字は、点で隠れます。それで正常です。」続けて「パスワードは、誰にも見せず、誰にも教えないでください。講師も、パスワードを聞きません。」
- 字幕:打った文字は点で隠れる。それで正常 / パスワードは誰にも教えない
- 確認:伏せ字が入り、ボタンが押せる状態になっている。
- 根拠:原典 L513 の注記「講師はパスワードを代わりに入力しない・聞かない・控えない」。
C5|1:40–2:00|確認:ログインできた
- 画面:ログイン後の画面。アカウント名・メールアドレス・プラン表示・組織名が写る領域は、あらかじめ画角から外すか、収録後にぼかす。
- 操作:なし。
- ナレーション:「入れました。ここが、これから毎回使う画面です。」/締めは 【原典逐語 L515】「動きましたね。今日はここまでで十分です。」
- 字幕:ログインできた / ここが毎回使う画面
- 確認:この画面が出ていればよい。
C6|2:00–2:30|入れなかったときの頼み先(削らない)
- 画面:静止の1枚(テキストのみ)。
- 操作:なし。
- ナレーション:「入れなかった場合です。パスワードの作り直しは、会社の管理者にお願いしてください。講座の側では操作しません。 講座の当日に入れなかった人は、私の画面を見るだけに切り替えます。そのあと、20分の個別の枠を予約できます。入れなかったことは、あなたの責任にはなりません。」
- 字幕:パスワードの再発行は、会社の管理者へ / 当日は、講師の画面を見るだけに切り替え / 20分の個別枠(予約制)あり
- 確認:頼み先が1つに定まっている。
- 根拠:原典 L518「ログインできない → パスワードの再発行は受講企業の管理者へ(講座側で操作しない)。当日は講師画面のデモを見るだけに切り替え、個別枠(20分・予約制)を案内する。」/「責任にはなりません」の言い回しは原典 L505 の第0回定型句に揃えた。
| つまずき | その場での言い方 | 出典 |
|---|---|---|
| ログインできない | 「パスワードの作り直しは、会社の管理者にお願いしてください。今日は、私の画面を見るだけに切り替えます。個別の枠を20分とれます」 | 原典 L518 |
| 画面が英語で出る | 「そのまま使えます。入力は日本語で結構です」 | 原典 L519 |
| 動画とログイン画面の形が違う | 「画面の形は、会社の契約によって違います。会社から渡されたIDとパスワードを入れる、そこだけ同じです」 | 原典 L456・L513 |
| パスワードを講師に伝えようとする | 「パスワードは聞きません。お預かりもしません」(責めない・言い直させない) | 原典 L513・L428 |
チャット欄に自分で一言を打ち、AIから返事が返ってくるところまでを一人でできるようになる。
根拠。(1) 扱う操作は3つ ── チャット欄をクリックする/「こんにちは」と打つ/Enter を押す。1操作35秒で約1分45秒。(2) 冒頭のアンカーに15秒。(3) 返事の中身は毎回変わるという注意に30秒を確保する。原典は「生成AIの出力は毎回変わる(非決定性)」を全演習の前提としており(原典 L435)、動画と同じ返事が来ないことに動揺させないための時間である。撮影後に実測して更新すること。
C1|0:00–0:15|アンカー
- 画面:ログイン後の画面(V0b の C5 と同じ)。
- 操作:なし。
- ナレーション:「この動画は、AIに一言だけ話しかけます。迷子になったら、この画面に戻ってください。」
- 字幕:迷子になったら、この画面に戻る
- 確認:V0b の終わりと画面がつながっている。
C2|0:15–0:45|操作1:新しいチャットを開く
- 画面:画面の左上あたりを拡大表示。
- 操作:「新しいチャット」(+の印)を1回クリック。
- ナレーション:【原典逐語 L572 を辞書動画用に整えた形】「左上あたりの『新しいチャット』── +の印です ── をクリックします。まっさらな画面になりました。」
- 字幕:左上あたりの「新しいチャット」(+の印) / ボタンの位置と名前は変わることがある
- 確認:画面がまっさらになった。
C3|0:45–1:20|操作2:チャット欄に打つ
- 画面:画面の下の横長の欄を拡大表示。
- 操作:欄をクリック → 「こんにちは」と打つ → 1秒静止。
- ナレーション:【原典逐語 L573・L514 を合わせた形】「下の横長の枠 ── ここがチャット欄です。ここをクリックして、『こんにちは』と打ってください。」続けて「話しかける入力(音声入力)でも結構です。」
- 字幕:下の横長の枠=チャット欄 / 音声入力でも結構です
- 確認:欄に「こんにちは」が入っている。
- 根拠:音声入力の一言は、原典が全演習の冒頭で毎回言うと定めているもの(原典 L433・L2209)。
C4|1:20–1:50|操作3:Enterを押して、返事を受け取る
- 画面:チャット欄から返事の表示まで、切らずに1カットで。
- 操作:Enter を押す → 返事が出るまで待つ。
- ナレーション:「Enterキーを押します。……返事が来ました。」/締めは 【原典逐語 L515】「動きましたね。今日はここまでで十分です。」
- 字幕:Enterキーを押す / 返事が来たら、それで十分
- 確認:返事が画面に出た。
C5|1:50–2:20|注意:返事は毎回変わる
- 画面:静止の1枚(テキストのみ)。
- 操作:なし。
- ナレーション:「1つだけ、覚えてください。AIの返事は、毎回変わります。 この動画と同じ返事は来ません。それで正常です。」/続けて「もう1つ。この画面には、利用者さん・職員・ご自分の名前などの個人の情報は、まだ入れないでください。 線引きは、第1回の授業で決めます。」
- 字幕:AIの返事は毎回変わる。それで正常 / 名前などの個人の情報は入れない
- 確認:2つの注意が言い切られている。
- 根拠:原典 L435(非決定性)/原典 L592(第1回 個人演習①の逐語「利用者さん・職員・ご自分の名前などの個人の情報は、まだ入れないでください ── 詳しい線引きは、このあとすぐ説明します」)。
C6|2:20–2:30|締め
- 画面:ログイン後の画面(アンカーに戻る)。
- 操作:なし。
- ナレーション:「ここまでが、はじめての一言です。」
- 字幕:はじめての一言:ここまで
- 確認:始まりの画面に戻って終わる。
| つまずき | その場での言い方 | 出典 |
|---|---|---|
| 返事が来ない | 「画面を読み込み直してください。F5キー、または丸い矢印のボタンです」。それでも来なければ詰まりルールへ | 原典 L599 |
| 打った文が消えた | 「Enterの前に、マウスで別の場所をクリックしたのかもしれません。もう一度、枠の中をクリックしてから打ってください」 | 原典 L600 |
| 返事が長すぎて読めない | 「そのまま『3行にまとめてください』と打ってください。それも立派な指示です」 | 原典 L601 |
| 動画と返事が違う | 「AIの返事は毎回変わります。確かめ方が同じなら、それで正解です」 | 原典 L435・L783 |
| 文字を打つのが遅い | 「話しかけるだけでも使えます。音声入力でも結構です」(急かさない) | 原典 L369・L433 |
AIに一度で決めさせず、返ってきた答えに追加の指示を重ねて、ほしい形に近づけられるようになる。
根拠。(1) 原典の第1回 講師実演①「AIとの最初の対話」は 0:02–0:07 の5分枠である(原典 L550)。ただしその5分には、講師の自己紹介と「この講座に見ているだけの席はありません」という開講の宣言が含まれる(原典 L569)。辞書動画は「操作の普遍部分のみで構成」する方針のため(原典 L2511)、開講の宣言は動画に入れない。(2) 残る操作は6手(原典 L571–586)。うちブラウザを開く・ログインは V0a・V0b が扱うため、この本が扱うのは4手 ── 質問を送る/返事を読む/注文をつけ直す/短くなった答えを見る。1操作40秒で約2分40秒。(3) 冒頭のアンカー15秒と、用語「プロンプト」の説明20秒を足して3分30秒。撮影後に実測して更新すること。
C1|0:00–0:15|アンカー
- 画面:まっさらな「新しいチャット」の画面。
- 操作:なし。
- ナレーション:「この動画は、AIへの頼み方を見ます。迷子になったら、この画面に戻ってください。 まっさらなチャットの画面です。」
- 字幕:迷子になったら、この画面に戻る
- 確認:出発点が定まっている。
C2|0:15–1:00|操作1:質問を1つ送る
- 画面:チャット欄を拡大表示 → 入力後に全体を映す。
- 操作:チャット欄をクリック → 次の文を打つ → Enter。
- ナレーション:【原典逐語 L573–579 を辞書動画用に整えた形】「下の横長の枠 ── チャット欄をクリックして、こう打ちます。」(打ち終わって)「Enterを押します。……返事が来ました。」
- 打つ文(原典 L576 の逐語。1文字も変えない):
介護施設のシフト作成について、担当者が大変だと感じる点を3つ、箇条書きで教えてください。
- 字幕:質問を1つ送る / 文はゆっくり読めるよう画面に残す
- 確認:返事が3つの箇条書きで返ってきた。
- 撮影メモ:打っている最中は等速。打ち終わったら、文全体が読める大きさで3秒静止する。見ている人が真似して打つための時間である。
C3|1:00–1:25|確認:返事を読む
- 画面:返事の全文。
- 操作:なし。スクロールが要る場合はゆっくり1回だけ。
- ナレーション:【原典逐語 L579】「読んでみると、希望の調整、夜勤の負担、急な欠勤 ── 現場の実感と近いことを言っていますね。」
- 字幕:返事を、まず読む
- 確認:返事の中身を1つ声に出して読んでいる。
- 撮影メモ:AIの返事は毎回変わる(原典 L435)。このナレーションは、収録した返事の中身に合わせて読み替えてよい。読み替えたら、字幕も合わせる。
C4|1:25–2:20|操作2:注文のつけ直し(この本の中心)
- 画面:同じ会話の続き。チャット欄を拡大表示。
- 操作:続けて次の文を打つ → Enter。
- ナレーション:【原典逐語 L580】「もうひとつ、大事な作法。注文のつけ直しです。続けてこう打ちます。」
- 打つ文(原典 L583 の逐語):
ありがとうございます。それを、現場の管理者に説明するつもりで、1つ50文字以内に短くしてください。
- 字幕:注文のつけ直し / 会話を続けて、指示を重ねる
- 確認:同じ内容が、短い形で返ってきた。
C5|2:20–2:50|確認:一度で決めなくてよい
- 画面:短くなった返事。
- 操作:なし。
- ナレーション:【原典逐語 L586】「短くなりました。一度で決めなくていいのです。AIとの上手な付き合い方は、この『注文のつけ直し』です。」
- 字幕:一度で決めなくていい / 注文のつけ直し=出てきた答えに、指示を重ねること
- 確認:この本の中心が言い切られている。
- 根拠:定義は原典 L472 の自答文「一度で決めず、出てきた答えに追加の指示を重ねること」に揃えた。
C6|2:50–3:15|用語:プロンプト
- 画面:静止の1枚。いま打った2つの文を並べて表示。
- 操作:なし。
- ナレーション:【原典逐語 L588】「プロンプト=AIへの指示の文章のこと。いま私が打った文が、プロンプトです。この講座では『指示文』とも呼びます。」
- 字幕:プロンプト=AIへの指示の文章 / この講座では「指示文」とも呼ぶ
- 確認:用語が1回だけ、たとえ→呼び名の順で示されている(原典 L427)。
C7|3:15–3:30|締め
- 画面:アンカー画面。
- ナレーション:「頼み方の基本は、以上です。うまくいかなかったら、もう一度、注文をつけ直してください。」
- 字幕:うまくいかなければ、もう一度つけ直す
- 確認:始まりの画面に戻って終わる。
| つまずき | その場での言い方 | 出典 |
|---|---|---|
| 一度で完璧な指示を書こうとして手が止まる | 「一度で決めなくていいのです。まず短く送って、返ってきたものに注文をつけ直してください」 | 原典 L586 |
| 返事が長すぎて読めない | 「そのまま『3行にまとめてください』と打ってください。それも立派な指示です」 | 原典 L601 |
| 動画と違う返事が来て不安になる | 「AIの答えが私の画面と違っても、正常です。AIの答えは毎回変わります。確かめ方が同じなら、それで正解です」 | 原典 L783 |
| 打った文が消えた | 「もう一度、枠の中をクリックしてから打ってください」 | 原典 L600 |
| 期待した形で出てこない | 出てほしい形を、そのまま日本語で打ち足す(例:「箇条書きにしてください」)。この「形を指定して出し直させる」型は、表の扱いで本格的に使う ── V2 へ | 原典 L774–777 |
表計算ソフトの表を選んでAIに貼り、返ってきた表を表計算ソフトに列ごとに戻せるようになる。
根拠。(1) 往復で扱う操作は7つ ── 行き3つ(範囲選択/Ctrl+C/画面を切り替えて Ctrl+V)と、戻り4つ(タブ区切りで出し直させる/コピーする/表計算ソフトのセルをクリック/Ctrl+V)。1操作35秒で約4分。(2) 冒頭のアンカーに15秒。(3) 「1つのセルに全部入ってしまった場合」の復旧を、この本の中に必ず入れる(原典 L800)。ここは30秒。(4) 原典の対応箇所は、講師実演③(0:23–0:29 の6分・原典 L745)と個人演習④の手本(30秒・原典 L788)である。動画は実演③から題材の解説を抜き、操作だけを残す構成のため、6分より短くなる。撮影後に実測して更新すること。
C1|0:00–0:15|アンカー
- 画面:Excel(または Google スプレッドシート)に、スタッフA〜Fの表が開いている画面。
- 操作:なし。
- ナレーション:「この動画は、表をAIに渡して、返ってきた表を戻すところまでを見ます。迷子になったら、この画面に戻ってください。 表計算ソフトに表が開いている画面です。」
- 字幕:迷子になったら、この画面に戻る / やることは3つ:選ぶ・コピーする・貼る
- 確認:出発点が定まっている。
- 根拠:「選ぶ、コピーする、貼る」は原典 L749 の逐語。
C2|0:15–0:50|操作1:範囲を選ぶ
- 画面:表の全体。
- 操作:表の左上のセルをクリックしたまま、右下のセルまでドラッグ。ゆっくり。
- ナレーション:【原典逐語 L751】「表の左上のセルをクリックしたまま、右下のセルまでドラッグ。表全体に色がつきました。これが『範囲選択』です。」
- 字幕:表の左上から右下までドラッグ / 色がついた=範囲選択
- 確認:表全体に色がついている。
C3|0:50–1:15|操作2:コピーする
- 画面:色がついたままの表。
- 操作:Ctrl+C を押す。押した瞬間にキー表示を画面の隅に出す。
- ナレーション:【原典逐語 L752】「キーボードで Ctrl+C(コピー)。」続けて「Macをお使いの方は、Ctrl を Command に読み替えてください。」
- 字幕:Ctrl+C=コピー / Macの方は Ctrl を Command に
- 確認:選択範囲の枠が点線に変わった。
- 根拠:Mac の読み替えは原典 L457。
C4|1:15–1:55|操作3:AIのチャット欄に貼る
- 画面:タスクバーでブラウザに切り替え → AIのチャット欄。
- 操作:タスクバーでブラウザをクリック → チャット欄をクリック → Ctrl+V。
- ナレーション:【原典逐語 L753】「ブラウザのAIの画面に切り替えます(画面下のタスクバーでブラウザをクリック)。チャット欄をクリックして、Ctrl+V(貼り付け)。……表の中身が文字で貼り付きました。見た目が崩れていても大丈夫。AIは読めます。」
- 字幕:タスクバーでブラウザに切り替え / Ctrl+V=貼り付け / 見た目が崩れても大丈夫
- 確認:チャット欄に表の中身が文字として入っている。
- 撮影メモ:崩れた見た目のまま、あえて2秒静止する。「崩れていてよい」を目で見せることが、この本で最も効く部分である。
C5|1:55–2:35|操作4:戻すために、タブ区切りで出し直させる
- 画面:AIの画面。表が返ってきている状態から始める。
- 操作:チャット欄に次の文を打つ → Enter。
- ナレーション:【原典逐語 L790・L792】「仕上げに、出てきた表をExcelに戻します。 AIにこう打ちます。」
- 打つ文(原典 L795 の逐語):
この表を、Excelに貼り付けられるように、タブ区切りで出力してください。
- 字幕:表計算ソフトに戻すための、ひと言 / 「タブ区切りで出力してください」
- 確認:文字だけの、区切られた形で出てきた。
- 撮影メモ:この文も原典の逐語であり、言い換えない。
C6|2:35–3:05|操作5:コピーする(2つのやり方を両方見せる)
- 画面:出力のかたまりの右上を拡大表示。
- 操作:①「コピー」ボタンを押す ②いったん戻して、文字をドラッグで選んで Ctrl+C。2通りを続けて見せる。
- ナレーション:【原典逐語 L798】「出てきた文字のかたまりの右上あたりにある『コピー』ボタン ── 四角が2枚重なった印です ── を押します。無ければ、文字をドラッグで選んで Ctrl+C。」
- 字幕:右上の「コピー」ボタン(四角が2枚重なった印) / 無ければ、ドラッグして Ctrl+C
- 確認:どちらのやり方でもコピーできている。
- 撮影メモ:ボタンの有無と見た目は変わりやすい(§2-6)。2通りを両方撮っておくことで、ボタンが変わっても動画が生き残る。
C7|3:05–3:40|操作6:表計算ソフトに貼り戻す
- 画面:タスクバーで表計算ソフトに切り替え → 空いているセル。
- 操作:空いているセル(例:A10)をクリック → Ctrl+V。
- ナレーション:【原典逐語 L799】「Excelに切り替えて、空いているセル ── たとえば A10 ── をクリックして、Ctrl+V。……列が1列ずつ分かれて貼り付きました。」
- 字幕:空いているセルをクリック / Ctrl+V で貼り戻す / 列が分かれていれば成功
- 確認:列が分かれている。
C8|3:40–4:15|復旧:1つのセルに全部入ってしまったら
- 画面:わざと1つのセルに全部入った状態を用意して映す。
- 操作:貼り付けた列を選ぶ → 上の「データ」タブ → 「区切り位置」 → 「タブ」にチェック → 完了。
- ナレーション:【原典逐語 L800】「もし1つのセルに全部入ってしまったら:貼り付けた列を選んだまま、上の『データ』タブ→『区切り位置』→『タブ』にチェック→完了。これで分かれます。」
- 字幕:1つのセルに全部入ったら / データ → 区切り位置 → タブ → 完了
- 確認:列が分かれた。
- 撮影メモ:この復旧は必ず撮る。往復でつまずく人の大半がここで止まる。タブ名・機能名は表計算ソフト側の更新で変わりうる(§2-7)。
C9|4:15–4:30|締め
- 画面:アンカー画面(表計算ソフトの表)。
- ナレーション:「表の往復は、以上です。選ぶ、コピーする、貼る。 行きも帰りも、同じ3つです。」
- 字幕:選ぶ・コピーする・貼る
- 確認:始まりの画面に戻って終わる。
| つまずき | その場での言い方 | 出典 |
|---|---|---|
| 貼り付けた表の見た目が崩れて不安になる | 「見た目が崩れていても大丈夫。AIは読めます」 | 原典 L753 |
| 1つのセルに全部入ってしまう | 「貼り付けた列を選んだまま、上の『データ』タブ→『区切り位置』→『タブ』にチェック→完了。これで分かれます」 | 原典 L800 |
| Macで Ctrl が効かない | 「Ctrl を Command に読み替えてください」 | 原典 L457 |
| Google スプレッドシートを使っている | 「手順は同一です。読み替えは『Excel』を『スプレッドシート』にするだけです」 | 原典 L743 |
| 返ってきたものが表の形でなく文章 | そのまま打つ:「行=スタッフ、列=曜日の表の形で出し直してください。」 | 原典 L774 |
| 「コピー」ボタンが見当たらない | 「無ければ、文字をドラッグで選んで Ctrl+C」 | 原典 L798 |
原典は、この1本を「最重要・最も丁寧に」と名指しで指定している(原典 L2377)。他の5本より、間を長く、字幕を大きく、繰り返しを多くする。
画面に赤い字(エラーの文)が出たとき、慌てずに、それをそのままコピーしてチャットに貼り、助けを呼べるようになる。
根拠。(1) 扱う操作そのものは3つ ── 赤い字を選ぶ/コピーする/チャットに「ヘルプ」と一緒に貼る。操作数だけなら V0a と変わらない。(2) しかし原典はこの本を「最重要・最も丁寧に」と指定しており(原典 L2377)、間隔を広くとる。1操作を50〜60秒(読み上げ+間+繰り返し+確認)で置くと約3分。(3) さらに、この本には操作以外に伝えるべき規律が2つある ── 3分・5分・10分の三段の詰まりルール(原典 L439–441)に60秒、よくある3つの復旧(原典 L599–601)に60秒。(4) 冒頭のアンカーに20秒、締めに20秒。合計で5分30秒。撮影後に実測して更新すること。
C1|0:00–0:20|アンカー
- 画面:AIのふだんの画面(何も起きていない状態)。
- 操作:なし。
- ナレーション:「この動画は、画面に赤い字が出たときにやることを見ます。迷子になったら、この画面に戻ってください。 ふだんのAIの画面です。」
- 字幕:迷子になったら、この画面に戻る / 赤い字が出たときの動画
- 確認:出発点が定まっている。
C2|0:20–0:55|前置き:赤い字が出ても、そこで終わりではない
- 画面:静止の1枚(テキストのみ)。
- 操作:なし。
- ナレーション:「先に、いちばん大事なことを言います。赤い字が出ても、そこで終わりではありません。 やることは3つだけです。選ぶ。コピーする。チャットに貼る。それだけです。」続けて「そして、詰まった記録も、立派な成果物です。」
- 字幕:赤い字が出ても、そこで終わりではない / やることは3つ:選ぶ・コピーする・貼る
- 確認:見ている人が身構えを解いている。
- 根拠:「詰まった記録も立派な成果物です」は原典 L441 の逐語。「簡単です」「よくあることです」とは言わない(原典 L429・L425)。
C3|0:55–1:45|操作1:赤い字を選ぶ
- 画面:赤い字が出ている画面。収録用に用意した、中身のないダミーのエラー表示を使う。
- 操作:赤い字の先頭から末尾までドラッグして選ぶ。ゆっくり。選び終わって2秒静止。
- ナレーション:「赤い字が出ました。この文を、先頭から最後まで、ドラッグして選びます。……色がつきました。」続けて「書いてある意味は、分からなくて結構です。 読まなくていいので、そのまま選んでください。」
- 字幕:赤い字を、先頭から最後までドラッグ / 意味は分からなくてよい
- 確認:赤い字全体に色がついている。
C4|1:45–2:25|操作2:コピーする
- 画面:選択された赤い字。
- 操作:Ctrl+C。キー表示を画面の隅に出す。
- ナレーション:「Ctrl+C。コピーです。Macをお使いの方は、Ctrl を Command に読み替えてください。」続けて「これで、赤い字が手元に入りました。」
- 字幕:Ctrl+C=コピー / Macの方は Ctrl を Command に
- 確認:コピーできている(次のカットで貼れることで確認する)。
C5|2:25–3:20|操作3:チャットに「ヘルプ」と一緒に貼る
- 画面:Zoomのチャット欄を拡大表示。
- 操作:タスクバーで Zoom に切り替え → チャット欄をクリック → 「ヘルプ」と打つ → Ctrl+V → 送信。
- ナレーション:【原典逐語 L439】「3分困ったら、チャットに『ヘルプ』と、画面の赤い字(エラーの文)を、そのままコピーして貼ってください。」続けて「大事なことを1つ。要約しないでください。 短くまとめず、出ている文を、そのまま貼ります。そのままの文が、いちばん早く直せます。」
- 字幕:チャットに「ヘルプ」+赤い字をそのまま貼る / 要約しない
- 確認:チャットに「ヘルプ」と赤い字が並んで送信されている。
- 撮影メモ:「要約しない」は、この本で最も落としてはいけない一言である。字幕を2秒長く残す。
C6|3:20–4:20|三段の時間(3分・5分・10分)
- 画面:静止の1枚。3つの段を上から順に、1つずつ出す(同時に全部出さない)。
- 操作:なし。
- ナレーション:【原典逐語 L439–441 を辞書動画用に整えた形】「時間の目安を、3つ覚えてください。」/「3分困ったら、いま見せたとおり、チャットに『ヘルプ』と赤い字を貼ります。」/「5分たったら、講師か補助者が一緒に直します。補助者がいる回は1対1の小部屋で、いない回は全体を止めて、全員で同じところを一緒に直します。」/「10分たったら ── 今日はそこまでで大丈夫です。詰まった記録も、立派な成果物です。」
- 字幕:3分:チャットに「ヘルプ」+赤い字 / 5分:一緒に直す / 10分:今日はそこまでで大丈夫
- 確認:3つの段が順に示され、最後の段で言い切って終わっている。
- 根拠:原典 L440「5分たったら、補助者がいる回は補助者と1対1の小部屋(ブレイクアウトルーム)で一緒に直します。補助者がいない回は、講師が全体を止めて、同じ詰まりを全員で一緒に直します」/原典 L441「10分たったら、今日はそこまでで大丈夫です。『詰まった記録』も立派な成果物です」。
C7|4:20–5:10|よくある3つ(赤い字が出ない詰まり方)
- 画面:3つの場面を、それぞれ短く実演。1つずつ切って見せる。
- 操作:①画面の再読み込み(F5キーと、丸い矢印ボタンの両方を映す) ②チャット欄を再クリックしてから打ち直す ③「3行にまとめてください」と打つ。
- ナレーション:「赤い字が出ないまま、止まることもあります。よくある3つです。」/【原典逐語 L599】「返事が来ない → 画面の再読み込み(F5キー、または丸い矢印ボタン)。」/【原典逐語 L600】「打った文が消えた → もう一度、枠の中をクリックしてから打ってください。」/【原典逐語 L601】「返事が長すぎて読めない → そのまま『3行にまとめてください』と打ってください。それも立派な指示です。」
- 字幕:返事が来ない → 再読み込み(F5/丸い矢印) / 文が消えた → 枠をクリックしてから打つ / 長すぎる → 「3行にまとめてください」
- 確認:3つとも、操作の結果まで映っている。
C8|5:10–5:30|締め
- 画面:アンカー画面。
- 操作:なし。
- ナレーション:「赤い字が出たときは、選ぶ・コピーする・貼る。要約しない。 そして、10分たったら、今日はそこまでで大丈夫です。」/「授業の中で答えきれなかったことは、こまったポストでも受け付けます。翌営業日までにお返しします。」
- 字幕:選ぶ・コピーする・貼る/要約しない / こまったポスト:翌営業日までに返信
- 確認:始まりの画面に戻って終わる。
- 根拠:こまったポストの運用は原典 L419。
| つまずき | その場での言い方 | 出典 |
|---|---|---|
| 赤い字を読もうとして固まる | 「意味は分からなくて結構です。読まずに、そのまま選んでコピーしてください」 | 原典 L439 の趣旨(そのまま貼る・要約しない) |
| 赤い字を短くまとめて貼ってしまう | 「要約しないでください。 出ている文を、そのまま貼ってください」(責めない・直させるだけ) | 原典 L439・L428 |
| 「自分の操作が悪かった」と謝り始める | 「詰まった記録も、立派な成果物です。」(原因の説明を求めない。事実だけを返す) | 原典 L441・L428 |
| 何分待てばよいか分からず、聞けないまま止まる | 「3分です。3分困ったら、チャットに『ヘルプ』と書いてください」 | 原典 L439 |
| 赤い字が選べない(画像として出ている) | 【原典に対応する記述がないため、台本作成者の補い】「選べないときは、出ている文を、見たまま打ってください。まとめずに、そのままです」。採用の可否は運営が決めてから撮影する | ── |
| 演習の残り時間が少ない | 講師側の判断。「演習の残り時間が5分を切ったら、詰まり対応は『今日はそこまで』を早めに宣言してよい」 | 原典 L445 |
| # | 事項 | 現状 | 影響する本 |
|---|---|---|---|
| 1 | 各本の尺(分数) | 原典に規定がない。本書の分数はすべて台本作成者の設計値である。撮影後に実測し、本書へ記入する | 全6本 |
| 2 | 赤い字の中に個人情報が含まれた場合の扱い | 原典に規定がない。原典 L439 は「そのままコピーして貼る(要約しない)」と定める一方、原典 L434 は「実在の個人情報が出そうになったら合言葉『シュレッダー!』でその場で消す」と定める。エラーの文にファイル名や利用者の氏名が混ざった場合、この2つが衝突する。どちらを優先するかを運営が決めてから、V4 の C5 に1カット足すか決める | V4 |
| 3 | 辞書動画の制作費が経費助成の対象か | 未確認(原典 L2419・確認事項⑫併記)。対外説明・見積書で断定しない | 全6本(制作発注時) |
| 4 | 動画の版管理の正本をどこに置くか | 原典は、スライド一式について「様式集と同列の教材資産として版管理する」と定めている(原典 L2387(f))が、辞書動画については版管理の明記がない。同列に扱うことを提案するが、決裁は運営 | 全6本 |
| 5 | 撮影に使うAIサービスの選定 | 原典は「受講企業の契約サービスに合わせる」と定める(原典 L2205・L512)。契約サービスが期ごとに違うと、V0a・V0b の画面が受講者の画面と一致しない。原典 L456 の「どのAIでも成立する操作に限定する」原則で吸収できるのは V0c 以降であり、ログイン画面だけは吸収できない。①1サービスで撮って「例です」と字幕で明示する ②契約サービスごとに V0b だけを撮り分ける ── のどちらにするかは運営決裁 | V0a・V0b |
| 6 | 二段階の確認コードを使う契約の場合の V0b の構成 | 原典に記述がない。カットを1つ足す必要がある | V0b |
| 7 | 字幕の文字サイズ・ふりがなの有無 | 原典は「字幕焼き込み」とだけ定める(原典 L2377)。本書の指定値(1行20文字以内・2行まで)は台本作成者の設計値 | 全6本 |
| 本 | 主な出典(原典の行) |
|---|---|
| 共通の制作原則 | L2377(4原則・6本の内訳・辞書扱い)/L2402(着手前チェック#7)/L2511(必須6本は改訂不要・流用可の判定)/L444(未整備の期の代替)/L2304(改訂プロセス・期中変更禁止)/L2275(講師認定での全視聴) |
| 共通の話し方・表記 | L424–435(§0.3 話し方ガイド・NGワード・効果断定の禁止・非決定性・シュレッダー)/L455–458(§0.6 表記の統制)/L427(用語の導入順) |
| 共通の撮影禁止物 | L647–651(安全の三原則・属性の組み合わせ)/L2313(R-1 字幕・録画を含むIP規律)/L2329(競合他社への言及の禁止)/L2352(R-4)/L2345(ライブ講評の匿名性)/L513(パスワードの扱い) |
| V0a | L506・L511–512(1対1確認の操作台本 手順1〜2)/L515(締めの逐語)/L519–520(つまずき対応) |
| V0b | L513(ログインとパスワードの注記)/L518(ログインできない場合)/L456(画面は変わる)/L2205(契約サービスに合わせる)/L505(責任にはならない、の言い回し) |
| V0c | L514–515(チャット欄・こんにちは・締め)/L572–573(新しいチャット・チャット欄)/L592(個人情報をまだ入れない)/L435(非決定性)/L433・L2209(音声入力)/L599–601(つまずき3種) |
| V1 | L550(実演①の5分枠)/L569–588(実演①の逐語・2つのプロンプト・用語プロンプト)/L472(注文のつけ直しの定義)/L601・L783(つまずき)/L592(質問の範囲) |
| V2 | L745–753(実演③・選ぶ/コピーする/貼る)/L786–801(演習④・タブ区切り・区切り位置・A10)/L457(Ctrl と Command)/L743(スプレッドシートの読み替え)/L774–777(形を指定して出し直させる) |
| V4 | L439–441(詰まりルール 逐語・三段)/L443・L445(統制と、残り5分の扱い)/L599–601(よくある3つ)/L419(こまったポスト)/L2377(最重要・最も丁寧に、の指定)/L434(シュレッダー) |
本台本は、原典 docs/training/fde-curriculum-v4.1.md を読んで起こした設計図である。原典およびリポジトリ内のファイルは変更していない。分数・字幕の指定値・§10 に挙げた7項目は未確定であり、撮影前に運営の判断と実測で確定させること。